「詐欺に引っかかるのは、おじいちゃんやおばあちゃん」
正直、どこかでそう思っていました。
怪しいメールくらい見分けられるし、私は大丈夫。
そう思っていた私が、セゾンカードを装ったフィッシング詐欺に引っかかってしまいました。
しかも、偽サイトに個人情報を入力してから気づいたため、その後の対応が本当に大変でした。
今回は、私が実際に受け取ったメールと、詐欺だと気づいてから行ったことをまとめます。
同じような被害を防ぐために、少しでも参考になればうれしいです。
「8,643円相当のポイントが失効する」というメール
2026年8月27日の午前3時49分、セゾンカードを装ったメールが届きました。
メールには、
・保有しているポイントの有効期限が近づいている
・8,643ポイントが失効する
・有効期限は2026年8月28日23時59分まで
と書かれていました。

8,643円相当と聞くと、かなり大きいですよね。
しかも、有効期限は翌日まで。
「早く手続きしないともったいない!」
そう思い、メールに書かれていた案内から手続きを進めてしまいました。
今振り返ると、この「ポイントがなくなる」「期限が迫っている」という焦りこそ、冷静な判断を奪うための手口だったのだと思います。
本物そっくりで、すぐには疑わなかった
メールの中には、
「株式会社クレディセゾン」
「セゾンカード」
「保有ポイント有効期限のご案内」
など、本物だと思ってしまう言葉が並んでいました。
画面もきれいに作られていて、パッと見ただけでは偽物だと気づきませんでした。
しかし、あとから送信元を確認すると、メールアドレスのドメインはセゾンカードとは関係のないものでした。
企業名が表示されているからといって、本物とは限りません。
頭では知っていたはずなのに、「8,643円分のポイントがなくなる」という言葉に気を取られてしまいました。
個人情報を入力してから詐欺だと気づいた
私が詐欺だと気づいたのは、偽サイトに個人情報を入力したあとでした。
「もしかして、これ怪しい?」
そう思って送信元やメールの内容をあらためて確認すると、不自然な点が見つかりました。
そこで初めて、
「やってしまった……」
と気づきました。
詐欺メールを開いただけではなく、個人情報まで入力してしまったため、何もしないまま放置するわけにはいきません。
ここから、かなり大変な対応が始まりました。
詐欺に気づいてから行った対応
まず、カードを停止して、不正利用がないか利用履歴を確認しました。
その後、入力した情報や、同じパスワードを使っている可能性のあるサービスを一つずつ確認しました。
私が行った主な対応は次のとおりです。
・クレジットカードの停止
・カードの利用履歴の確認
・メールアカウントのパスワード変更
・銀行や証券口座の確認
・PayPayなど決済サービスの確認
・Amazonなど通販サイトの確認
・同じパスワードを使っていないか確認
・利用できるサービスの二段階認証を確認
パスワードを変更しようとしても、現在のパスワードが分からなかったり、どのサービスで同じものを使っていたか思い出せなかったり……。
一つ確認するたびに、また別のサービスが気になってきます。
カードを止めて終わりではありません。
盗まれた可能性のある情報が、ほかのサービスへの不正ログインに使われるかもしれないからです。
「個人情報を入力してしまうと、こんなに対応が大変なんだ」
今回、身をもって実感しました。
「私は大丈夫」が一番危なかった
これまで私は、詐欺のニュースを見るたびに、
「どうして信じてしまうんだろう」
「メールを見れば怪しいと分かりそうなのに」
と思っていました。
でも、実際に自分が使っているカード会社の名前で、具体的なポイント数と短い期限を示されると、冷静さを失ってしまいました。
年齢は関係ありません。
普段からスマホやインターネットを使っていても、知識があるつもりでも、忙しいときや焦っているときには判断を間違えることがあります。
特に今回は、
「8,643円分がなくなる」
「明日までに手続きが必要」
という、「もったいない」と「急がなきゃ」を同時に刺激する内容でした。
詐欺に引っかかるのは、知識がない人だけではありません。
「自分は大丈夫」と思っていた私も、実際に引っかかりました。
メールから手続きしないことが一番の対策
今回の経験から、カード会社や銀行などから重要なメールが届いても、メール内のリンクからは手続きしないと決めました。
気になる内容であれば、
・公式アプリを自分で開く
・公式サイトを検索してアクセスする
・カード裏面などに記載された公式窓口へ問い合わせる
この方法で確認します。
セゾンカードの公式案内でも、不審なサイトにカード情報を入力した場合は、速やかにカードを停止し、再発行するよう案内されています。
メールが本物かどうかを完璧に見抜こうとするよりも、「メールのリンクからログインしない」と決めてしまう方が安全だと思いました。
まとめ|誰でも引っかかる可能性がある
まさか、自分がフィッシング詐欺に引っかかるとは思っていませんでした。
これまでは、お年寄りが被害に遭うものという勝手なイメージもありました。
しかし実際には、本物そっくりの画面と、「ポイント失効」「期限間近」という言葉に焦らされ、私も個人情報を入力してしまいました。
幸い、気づいてからすぐにカードの停止やパスワードの変更などを進めることができました。
それでも、多くのサービスを一つずつ確認する作業は本当に大変でした。
もし同じようなメールが届いても、メール内のリンクは押さず、必ず公式アプリや公式サイトから確認してください。
そして、すでにカード情報などを入力してしまった場合は、放置せず、すぐにカード会社へ連絡することが大切です。
「私は大丈夫」と思わないこと。
それが、今回の経験から得た一番の教訓です。
※この記事は、2026年8月27日に私が受信したフィッシングメールと、その後の実体験をもとに書いています。
※対応方法は2026年9月1日時点の情報です。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。


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